備忘録

すぐ一昨日の4月14日の朝9時頃、祖母は水泳の習い事中に突然うずくまるようにして倒れ、救急車で搬送された。手術中にも出血が止まらず目は散瞳していたらしい。同日夜に近しい親族で集まり病院に駆けつけたけど、主治医の方からもう意識が戻ることはなく数日以内に亡くなると言われた。

昨日4月15日、母や親戚が見舞いに行った際は一昨日より顔色がとてもよくなったらしく、もう数日は持ちそうと言っていた。僕は土日で夜バイトの予定だったので午前は面会しに行きつつ、お別れの際は立ち会いたいために月曜まで持ってほしいと祈った。

本日4月16日深夜3時過ぎに姉から着信で起き上がった。祖母の病院からもう心臓が止まりそうだから来てほしいと連絡があったと言われた。母や母の妹は寝ていて、祖父母の家に一時的に泊まっていた姉がたまたま電話に気づいた。母を叩き起こして車を出し姉と祖父を拾い、母の妹の旦那を電話で起こした後病院に向かった。

着いた頃には既に心臓は止まっており、人工呼吸器だけで生き長らえている状態だった。本人の意向により延命措置はしない予定だったので、コロナの関係もあり祖父と母と母の妹の3人が人工呼吸器を外す瞬間に立ち会うことになった。

祖母は本日の深夜3時半頃くも膜下出血で亡くなった。倒れてから今この記録を書くまでまだ丸二日も経っていない、あっという間で夢のような出来事だった。

その後顔を見ながらお線香をあげ、霊柩車の後を追うようにして地元の安置所に向かった。既に外は明るくなっていた。

母の妹の家族と一旦別れ、祖父と僕の家族は祖父母宅に向かい朝ご飯を食べた。その後葬儀や告別式のこと、祖母の連絡網を使い訃報の連絡をしたりした。朝の7時を回っていた。今もまだ姉と母がやっていると思う。

俺は一旦1人で自宅に戻ってきた。祖父母には好きな行きつけのパスタ屋さんがあり、本日祖父母と俺と姉と母の5人で昼に食べに行く予定があった。祖父は何も食べたくないが、そこのパスタ屋なら食べれるかもというので、今から少し仮眠をとってから食べに行くことになった